うぱ GitHub 挑戦
1 GitHubとの出会い
そもそも、法律を専攻とする学生は、よほどの向学心がない限り、コードを書くことはまずないでしょう。ええ、私もその1人です。もともと、学部1年の時に教養科目の中に「情報」という授業があり、プログラミングの基礎を学ぶという名目のもと、フローチャートをつなげるようなゲームをさせられた覚えがあります。とはいえ、それはあくまでプログラミングがしたいことをなんとなく掴むためのもの。結局sum何ちゃらとかそんなコードすら書くことはなく、法学部へ進学することとなりました。法学部に進学してからは、授業のファイルはWordかPDFで送られてくるので、その内容をコピペしてGoogle Docsに貼り付けた後、メモを加筆する、というような方法で受講していたものですから、GitHubの必要性はまず感じなかったわけです。
そのため、当然GitHubを知ることになったのも、理系の学生と知り合ってからでした。最初は、「じっとはぶ」と読むのか、「ぎっとはぶ」と読むのかすらよく分かっていませんでした。存在を知ってからも、「ほ〜ん、まあ、コードを書く人間が使えばよかろう。我々は下流のサービスをうまく使えば生きていけるわ」と思って放置していたわけです。
LSに入ってからは、自分が学んだことを体系的にまとめておき、スマホからでも確認できるページを作りたくなり、WordPressでサイトを開設することになりました。人に見せるために作ったものではなかったため、見栄えを良くするのに限界があったり、ブラウザ上で作業するために重くなったりと、多少の不都合はあったとはいえ、まあ満足していたといえます。ところが、数ヶ月前、司法試験を受ける直前に、WordPressのアカウントが一時凍結されるという事件が起こりました。過去問のテーマをまとめたページなどを作っていた私は、「これまでの積み重ねが水の泡になりかねない…」と焦りまくったわけです(後日、アカウントの凍結は解除されたのですが)。そこで紹介されたのが、ローカルにも情報を置きながら、レポジトリにアップロードできるGitHubでした。
こうして、巡り巡ってめぐり巡って始めてみることになったわけです。
2 使い始めての感想・感動
正直、初期コストはある程度高いと感じました。GitHubにアカウントを作って、リポジトリを作って、ターミナルに基礎的なコードを書いてという過程は、このサイトを運営している人に作ってもらったので、門外漢にとっては最も面倒臭い部分は経験することなく使い始めることになりました。また、この記事を書く過程においても、README.mdに書いてある指示があったのでそれを参照さえすればよく、比較的楽にスタートできたという点も大きかったと思います。
とはいえ、実際に使い始めてみると、他のWebサイトを作れるサービス(過去にNote+やWordPressを使ったことはありました)と比べても格段にサクサク書けて、それほど違和感を覚えることはありませんでした。書式や色、太さや線などをリアルタイムで確認できないので、出来上がりが想像できないという感じはありますが、プレビューも確認できるのでそれほど負担ではないようです。zshの使い方や機能拡大は今後徐々に覚えていこうと思います笑
3 ブログのモチベ
クオリティが高いページが作れると物書きのモチベーションは高まりますね。これからちまちまと書いていく原稿がいつか自分を支えるリサーチ記録になるよう、このブログを更新し続けていければと思います。
4 メモ
4.1 元に戻したいとき
git reflog
# Git でやったことがすべてのブランチに渡って全部見える!
# どのブランチにも HEAD@{index} ってインデックスがあるはずだから
# やらかす前のやつを見つけて
git reset HEAD@{index}
# ほら、まるで魔法のタイムマシン
4.2 コミットメッセージ間違えた!
git commit --amend
# 指示に沿ってコミットメッセージを変更しよう
5 参考になるリンク
- Dangit, Git!?!:「ミスった!」「どうすれば良いの!?」というときに,痒いところに手が届く情報がまとまっているサイト
- ぷにの記事:原理に迫ろうとしている.